電子車検証の右下に並ぶ5つの二次元コード。あれは飾りではなく、車両情報の塊です。国土交通省が公開している項目定義書に基づいて、中身を正確に解説します。
右下の5つのコードは、実は2組です。二次元コード2(2分割)と二次元コード3(3分割)で、それぞれ複数シンボルを連結して初めて1つのデータになります(だから普通のQRリーダーで1個だけ読むと断片しか出ません)。
| コード | 分割数 | 主な中身 |
|---|---|---|
| 二次元コード2 | 2個 | 自動車登録番号(ナンバー)・車台番号・原動機型式 など |
| 二次元コード3 | 3個 | 型式・初度登録年月・燃料の種類・軸重・騒音規制・型式指定番号・有効期間の満了する日(※) など19項目 |
※ここに重要な注意があります。券面のコードでは満了日欄は「999999」(未設定)の固定値と仕様で定められています。電子車検証は車検を受けても券面を刷り直さないため、変わる情報は入れられないのです。

同じ仕様の二次元コードでも、車検証と一緒に交付される自動車検査証記録事項と、閲覧アプリの画面に表示されるコードには満了日が実値(西暦下2桁+月日)で入ります。つまり「二次元コードで満了日を取り込みたい」なら、読むべきは券面ではなく記録事項です。

連結QRを正しく結合・解釈できる読み取り機能を持つアプリなら、カメラをかざすだけで車両情報を構造化して取り込めます。アプリ「車検証ガレージ」は券面・記録事項の両パターンに対応し(カメラ・写真・PDF)、記録事項からは満了日込みで登録、以後90日・30日・7日前に通知します。